3月のライオン アニメ 10話（感想あらすじネタバレ）
羽海野チカ原作のテレビアニメ「3月のライオン」が始まっています！2016年10月8日からの放送です。
今回は3月のライオン10話の感想、11話のあらすじをまとめます。3月のライオン10話では安井六段との戦いが描かれます、相変わらずいらぬ情報を桐山零に与える義姉の幸田香子。安井六段が離婚することなどを伝えます。桐山零はどうするのでしょうか？全力で戦うことができるのでしょうか？
今回もサポーターのわこ、漫画大好きの主婦が今回の感想と次回あらすじをまとめます。
画像引用元：三月のライオン公式サイト
目次
3月のライオン アニメ10話感想
まずは3月のライオンアニメ10話感想からです。感想中心ですがネタバレ注意してください。
前回は義姉の幸田香子の嫌がらせに見事打ち勝ったような最後でしたが、今回は幸田香子の思惑通りになってしまったという感じもあります。香子は何の目的で桐山に嫌な情報ばかり入れてくるのでしょうか？嫌がらせだと思っていたんですが、なんとなく天然でそんなこと言っているような感じもします。
義姉の幸田香子は桐山零に頼っているようにも見える。それでいて性格的なことや過去のこともあってやさしくすることもできない、変な葛藤があるように感じます。
そして、幸田香子と桐山零の関係がこんなにおかしくなってしまった背景には引き取ってくれた義父、幸田柾近に問題もあります。義父も意図はしてないように見えますが、空回りしているように見えます。将棋中心で子供とどのように接して良いのか分からなかったのでしょう。本当に欲しいものが何なのか分かってやることができなかった。
桐山零は将棋の駒を与えられ、自分は子供扱いされたプレゼント。そりゃ子供心にも傷付いたことでしょう。どんどん強くなる桐山例は認められ、自分は失格の烙印を押されたようなもの、お前には期待していないと突き放されたように感じたことでしょう。
何故ゆえにこのようなプレゼントをしてしまったのか？プロとして将棋を極めようとして、普段、子供と表面的な付き合いしかできなかったのだろうと思います。良かれと思って子供達が欲しいと思っているものを与えたつもりのプレゼントがこのような亀裂を生んでしまいました。おそらくはそのことに気付いていないでしょう。
それにしても、、、別に桐山は何も悪くないのに、なんであんなにも追い込まれなきゃいけないんでしょう。今回は桐山の苦しい気持ちがものすごく伝わってきてかわいそうでした。
そして、安井学六段は凄く残念。ネットで観想などを見ているとやはり安井六段は凄く否定されています。ただ、私はそこまで強く否定することはできない。安井六段も厳しいプロの世界で戦って疲れて果ててしまったのだと思うのです。しんどくても将棋を辞めるわけにもいかない。でも逃げたくなるほどに辛い。
前回の松永正一七段もそうだったのですが、負けると悔しくて仕方が無い。内臓をえぐられたかのような気持ちになる。相当なストレスの連続でしょう。
なかなか勝てずに何度も何度も絶望に追いやられる。そうやって酒やギャンブル、そして暴力に逃げてしまった。一時的にはそれでやり過ごせたかもしれませんが周りは大変です。そして、とうとう離婚という話になってしまったのでしょう。取り返しのつかないことになってしまったのです。
はたから見るとプロは好きなことで生活しているので羨ましいと思うかもしれませんがその世界で勝てない人はとんでもないプレッシャーと戦っているということも理解して欲しいところです。個人的には安井六段もかわいそう。 凄いプレッシャーの中でゆがんでしまったのだと思います。
そして、桐山零はそんな安井六段の気持ちがまだ分からないかもしれません。でもそれも仕方がないことでしょう。とにかく勝つしかない。そんな世界で全力を尽くすことが当たり前と思っている人間としてはプレッシャーに負けて止まっている人間はうとましく感じてしまう。
「弱いから悪いんだよ！勉強しろよ！」もっともな主張だと思います。でもそれはできる人だからなんですよ。一流になれない人間の気持ちも少しは分かって欲しいかな。
そして、桐山は自分の中に獣がいると表現していましたが、勝負の世界で生きる人間は必ずいる。でなければ、勝負の世界では暮らしていけない。それでいいと思います。というかそれが必然です。
今回の話は今までで一番、桐山が気の毒に感じました。だけど、勝負から逃げなかった桐山は少しずつ強くなっているのだと思います。今回の１局も必要な経験だったと思います。そう考えると義姉の幸田香子はあえて桐山零にプレッシャーを与えて成長を促しているように見えなくもないですね。
ということで3月のライオンアニメ10話の感想を終わります。次回、3月のライオン11話あらすじに続きます。
3月のライオン11話あらすじについて
3月のライオン11話のあらすじについてまとめます。今回の3月のライオン10話はChapter20、Chapter21まで進みました。
次の3月のライオンアニメ11話ではChapter22、Chapter23まで進むことでしょう。ここからは3月のライオン単行本の3巻の話になります。
安井学六段との対決の後、桐山零はひどい熱を出して部屋の中で1人寝込みます。そして、そこに特攻してきたのがあの3姉妹。携帯にも出ないのを気にかけて来てくれたようです。
そして桐山零は大晦日に3姉妹とその祖父と一緒に過ごすことに。
そこであかりさんも闇の部分、悲しい気持ちを持っていることを知ります。全く気が付かなかった自分がちょっと嫌になりつつも人に頼られることで少し成長していきます。
そしてゆっくりと3姉妹がそして、この3月町の家が桐山零の傷付いた心を溶かしているようでもあります。桐山零は少しずつですがいろいろなことを思い出していきます。
この3月のライオン11話からは単行本の3巻に相当する内容です。単行本のあらすじ感想も書いているので内容に興味がある人はそちらも参考にしてください。
3月のライオンアニメまとめや再放送情報など
3月のライオンアニメの1話からの感想はこちらでまとめています。それぞれの回の情報をチェックしたい場合はこちらから確認してください。
また、アニメの放送日時や再放送日時もまとめています。アニメ見逃した人もこちらをチェックすれば、それまでに放送した3月のライオン、全話の確認できると思います。
→3月のライオン アニメ 再放送情報など（感想、あらすじ、ネタバレ）
3月のライオンアニメ動画無料について
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3月のライオン、最新ネタバレ
3月のライオンはヤングアニマルという雑誌に連載されています。2週間に1回発行される雑誌です。ただし、2週間に1回必ず3月のライオンが進むかと言うとそうでもありません。
羽海野チカ先生はお忙しいので3月のライオンお休みになることが多いです。
ちなみに、今の最新話では3姉妹の長女あかりさんの恋とか結婚関連の話が進んでいます（相手は桐山零ではないよ）。その辺りの最新ネタバレも書き始めているので良かったらチェックしてくださいね→3月のライオン漫画最新ネタバレ感想
3月のライオンアニメ全体あらすじ
3月のライオン全体について、あまりネタバレしすぎると面白くないので簡単なあらすじだけ説明しますね。
まず桐山零の両親、妹は交通事故で亡くなっています。
その後、桐山零は父の友人の将棋棋士に引き取られる。
その義理の父に認めてもらおうと将棋で頑張って頭角を現すのですが、義理の父の娘（香子）や息子は零に追い越され自暴自棄に。娘（香子）は外に遊びに行って帰らないような状況に、そして息子は引きこもりに、、、。
「お前が来たせいで」みたいな状況になって義理の父の家に居場所が無くなります。
そんな悲しい状況の後の物語。桐山零はプロになった後はその家を飛び出して一人暮らしを始めます。
桐山零は幼い頃からのトラウマに苦しみながらも三姉妹や高校の先生、将棋のライバルに暖かく見守られて少しずつ成長し、傷が癒えていというお話です。そこに将棋の対局だけでなく恋愛要素や人間模様がいろいろと絡み合って誰が見ても楽しめる話になっています。
いい話だよー。是非、見てください。
3月のライオンアニメ10話まとめ
3月のライオンアニメもどんどん進んでいますね。とうとう2巻の内容が終了。次からは3巻に入っていきます。ここからどんどん面白くなっていくので今後の展開も楽しみです。
先に知りたい人は単行本情報や最新ネタバレ情報もまとめているのでそちらでチェックしてください。
（合わせてお読みください）
三月のライオン、アニメの放送日はいつ？放送局、声優、あらすじ見所など
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