3月のライオン9巻 感想

3月のライオンおもしろすぎて1巻から12巻まで一気に全て読んでいます。今回はその9巻の感想になります。

ちなみに3月のライオン8巻では様々な将棋の対決が見れました。桐山零の宗谷冬司名人との初対決、島田開八段のタイトル戦。それぞれに見ごたえがありましたね。

(7巻感想はこちら→3月のライオン7巻 感想~ひなちゃんも零もよく頑張った~

今回の3月のライオン9巻ではひなちゃんが高校進学するお話が中心です。中学を卒業するだけでなくいろいろなことから卒業して、ちょっとだけ大人の階段を上るひなちゃんに注目。そして、将棋の世界では土橋健司九段が宗谷冬司名人に名人戦で挑みます。こちらの戦いにも注目です。

そうそう、TVアニメも出ましたね。TV放送中なので必見です。漫画では伝えきれないところをアニメは伝えていると思うし、逆にアニメでは伝えることができない世界観もありアニメも見たほうがいいでしょう。

(3月のライオンのアニメを見たい人はこちらもチェック→3月のライオン アニメを無料で見る方法(再放送が無くても安心)


スポンサーリンク


3月のライオン9巻のあらすじ感想

それでは3月のライオン9巻のあらすじ感想をまとめます。ネタバレ要素あるので注意してください。

 

3月のライオン8巻全体について

先にも少し書きましたが3月のライオン9巻はひなちゃんの高校受験(受験勉強)、高校入学、いろいろなことからの卒業といったところが話の中心になります。

また、それ以外にも土橋健司九段が宗谷冬司名人に挑戦する名人戦にも注目です。

 

三月町祭りの出店が大成功!

夏休み。先日行われた三月町祭りの出店が大成功に終わり、手ごたえを感じたひなたは次も出していいという祖父の言葉に俄然やる気を出します。暇さえあれば、和菓子のアイデアを書き続けるひなたのうきうきとした様子は、ついこの間まであった重い空気を完全に吹っ切った本来の表情で、あかりと同じように読むものを改めて安堵させます。

 

ひなちゃんは高校受験も考えねば!

しかし、一方で彼女にはクラスで起きた問題で遅れてしまった勉強を取り戻すことと、志望校を決めるという目前の課題がありました。知らない人の中に入ってゆくという事に、まだ抵抗があると零に告白するひなた。

そこで桐山零は気晴らしにと自分の高校で行われる将科部の流しそうめんへと誘います。初めて見る流しそうめんにはしゃぐひなたとモモ。ひなたはそこで、将科部メンバーや林田先生と一緒になって楽しそうに笑っている零を見て、この高校を受けてみたいと思います。

 

桐山零が家庭教師に

そして、そんなひなたの自分の通う高校に行きたいという思いを聞いた桐山零は、週に何度か彼女の家庭教師を買って出ることにしました。零が通う高校は私立でお金がかかるので、当初は受験を躊躇うひなたでしたが、祖父の言葉に背中を押され、受験勉強に専念します。

 

ひなちゃんは勉強できる子に!でも桐山零が失敗?

勉強の甲斐あって成績もメキメキ上がります。ただし、桐山零はここで大失敗します。ひなちゃんの憧れ、高橋君が四国の高校に行くということを話したのです。当然知っていると思って話をしたのですが実はひなちゃんは知りませんでした。悲しくなって一人外に出て、いろいろなことが当たり前だと思っていても実は当たり前ではないということを思い起こします。父がいなくなったこと、母が死んだことなどを思い出します。いろいろなことがいきなりやってくるんだと考えます。でも、中学ぐらいでこんなことを思い詰めるってそうはないような気もします。

そして外で考え事をする時間が長すぎたのか、ひなちゃんは受験が明後日に迫った日に風邪を引いて寝込んでしまいます。

 

高校受験成功!

受験日が明後日に迫った日。ひなたは熱を出して寝込んでしまいます。あかりは伯母である美咲の店へ急遽出勤せねばならなくなった為、彼女が戻るまで例がひなたの傍に付き添うことに。そして受験日当日。入試試験の為に休校だった零はひなたを学校まで送る為に迎えに行きます。そして受験は無事成功!おめでとうひなちゃん!

無事合格できたひなたのお祝いの食事会の席で、彼女は勉強を見てくれた零に心からの感謝を伝えました。
零は零で、自分が勉強を見た所為で将棋の対戦成績を落とせば、ひなたが気に病むと気を使い、これまで以上に一局ずつ丁寧に差し続けていった結果、彼は昇級を決めます。

お互いにとって良い結果になったようで何より。特に桐山零は自分だけでなく人のために頑張ることが力になったことで新たな境地を見出したことでしょう。それまでは自分のために頑張るしかなかったのですが人のためにも頑張るということで一つ階段を上った感じがあります。

 

ひなちゃんがとても大切な桐山零

桐山零は、ずっと一人で孤独でした。正しさは他人に決めてもらわねばならないと思っていたのです。自分がどうしたいか?ということからずっと逃げてきた。人に判断を任せてきた。それが当たり前だと思っていた。

でも、泣きながら学校から帰ってきて、それでも逃げずに自分の道を決めていたあの日のひなちゃんの中に自分にはない光を見出したのです。そうです。正しいかどうかを決めるのは他人ではない。他でもない自分だということをひなちゃんに教えてもらった。本当に凄く大切なことを教えてもらった。

自分の一部はひなちゃんからもらっていると信じて疑っていない桐山零でした。

 

ひなちゃんと高橋君と3人で食事

桐山零はプロ野球選手を目指し四国の高校への進学を決めた高橋君とひなたを誘い、三人でもんじゃを食べに行きます。二人の卒業と入学を祝う零に、高橋君は逆に零の昇級を祝い、寝込みがちだった彼の祖父が零のおかげで元気になって、家族も喜んでいるのを見て、プロは凄い。自分も早くプロになりたいと熱く語ります。やはり他人に勇気や力を与えることができるのがプロなのでしょう。

そして、プロになることが夢から目標に変わった高橋君を目の当たりにし、彼がこの町を出てゆくことを哀しく思いつつも、最後にたくさん話せる機会を作ってくれた桐山零に、ひなたは素直に感謝します。

んー、どうやらひなちゃんは一つの恋に区切りをつけることができたようですね。大人の階段を一歩上がった印象です。

 

髪を切ったひなちゃんをからかう家族と斜め上の桐山零

一つの区切りとして髪を切ることを決断するひなちゃん。甘酸っぱいとあかりさんは大喜び(?)します。もうすっかり忘れいていた大人の階段を上るひなちゃんに感動するあかりさんでしたが、、、。

なんと髪を切ったひなちゃんは逆に子供ぽっく、人形さんみたくなってしまいました。どうやら腕利きの美容師さんがおらず年配の方に切ってもらってそうなったらしい。

落ち込むひなちゃん、そしておじいさいんは「座敷わらしか?」ととんでも発言、モモちゃんはかわいいと言いたいのかこけしを持ってくるし、、、あかりさんは「我慢できない、これ(ドロップ)持って」と言うし、、、一大決心で髪を切ったのに、さんざんからかわれたひなちゃん、かわいそうです。

外に出たがらないひなちゃんですが高校に行かないわけにはいきません。桐山零が迎えに来ます。桐山零にまでからかわれたら大変でしたが、桐山零は真顔で「うん、いい!」「超、似合っている」と言います。あかりさんもびっくりの斜め上対応でひなちゃんは照れるばかり。子供っぽくて似合っていないと思っていた気持ちもどこかに吹き飛んだようです。

全く無意識だったようですがこの斜め上でひなちゃんは救われたようで何よりです(笑)。

 

土橋健司九段と宗谷冬司名人の名人戦

将棋界では名人戦が始まっていました。今回宗谷名人に挑むのは、土橋九段。宗谷と土橋は子供時代より何度も対戦してきており、大体は宗谷の勝利で終わっていました。日々一人研究に打ち込み続ける土橋の戦いぶりは、解説で参加したあの努力の人、島田開八段に「自分の努力など自己満足の範疇」と反省の言葉を口にさせるほどで、観る者を驚かせるものでした。

 

美しい宗谷冬司名人

なんかねー。宗谷冬司名人って凄いですよね。羽生善治元七冠がモデルと言われているのですが、それを思い出させる姿をそこに見ました。

集中する土橋健司九段は気が付かなかったようですが虫が飛んでいたのです。それを追い払う宗谷冬司名人。その有様は他の人には何をしているのか分からなかったようですが島田開八段だけは気が付いたようです。

相手の思考をさえぎる可能性のあるものを排除する、相手に全力を出してもらうために自分が行動する。こんなことができる人が他にいるでしょうか?羽生善治元七冠も同じような考え方でお互いに全力を出し切った美しい棋譜を残したいと常々言っています。勝ちたいという気持ちも強いのですが将棋に対する探究心の方が強い。だからこそ常に努力し一線級で戦い続けることができるのでしょう。

そしてそれを邪魔するものは相手に利するものであっても排除するのです。そんな高いレベルで戦っている二人に対して島田開八段は少し妬んだみたいですね。ずっと秘密にしておくそうです。実は高いレベルの人達はこんな秘密をいくつか持っているのかもしれません。

 

宗谷冬司名人の防衛

土橋健司九段の研究量や集中力は凄まじく、対局は最終の第七局までもつれ込みましたが、結局宗谷の防衛で幕を閉じます。その結果をTVで見ていた土橋の母は、あれだけ身を削って努力と研鑽を重ねてきた息子が、家に戻ってきた時どう声をかけたらいいのかと嘆きますが、それは幼い頃から彼の将棋に向かい合う姿を最も近くで見て、応援し続けてきたからこその嘆きであったのかもしれません。

ですが、そんな彼女の嘆きに反して、翌日戻ってきた息子は何処か晴れ晴れとした顔で、両手いっぱいに両親へのお土産を抱えて帰ってくるのです。そして、これでどうだというくらい研究したのに、見たことのないドアがたくさんできてきてしまって、対局中なのに宗谷と二人で笑ってしまったと、あっけらかんと両親に話します。両親が思うほどには本人はめげていません。既に目は次なる戦いに向いています。

「今度、宗谷君家行って研究する」と言って、寝室へ引き上げていった息子の姿に、両親は昨日途中で見るのをやめてしまった名人戦の解説を改めて見ます。そして、息子の土橋健司九段がその解説の中で将棋会でもっとも認められている人間の1人だということに安堵すると共に、やはり息子の為にまだ元気でいなければと、二人静かに散歩へ出かけてゆきました。その後姿は、疲れ切ったそれではなく、息子の行く末にはまだ可能性があると信じるものであると思わせるのでした。

以上、3月のライオン9巻のあらすじ感想でした。

 

3月のライオン、9巻単行本情報

楽天に3月のライオン7巻情報もあるのでそちらも参考にどうぞ。私以外のレビューもあり楽しめると思います→3月のライオン(9) [ 羽海野チカ ]

ちなみに表紙はこちら。ひなちゃんがかわいい!

 

3月のライオン・TVアニメ情報

3月のライオン・TVアニメも始まっています。2016年10月8日から始まっており、漫画の2話分がTVアニメの1話分になっている感じです。

3月のライオンの漫画もいいですがTVアニメも凄くいい。それぞれに足りないところや逆に良いところなどあって、どちらも楽しめます。漫画で3月のライオンを呼んでいる人は是非、TVアニメも見てください。逆にTVアニメ見ている人は漫画も見て欲しいところです。

また、3月のライオン・TVアニメを全話見る方法があるのを知っていますか?私は今でも1話から全部、見返しています。その方法はHuluという動画配信サービスを使うというものです。

今なら2週間無料でお試しできるので3月のライオンのアニメを見逃した人は利用するといいでしょう。「3月のライオン」だけでなく「ちはやふる」など他のアニメや過去の映画なども見ることができます。

パソコン、スマホ、タブレットなどで見れるのでちょっとした空き時間にどこでも見れて便利。しかも、今なら2週間もお試しできるのでこのチャンスを見逃す手はないでしょう。

Huluについてはチェックしてください→Hulu 今なら2週間無料トライアル実施中

ただし、これは2016年12月2日現在の情報です。2週間お試しなどや3月のライオン配信が終わっていたらゴメンなさいです。3月のライオンのアニメを見たい人は早めにチェックしてください。

 

3月のライオン・TVアニメの感想について

3月のライオンのTVアニメの感想も書いています。良かったらそちらもチェックしてください。やはり声が出ていて映像で動くというのもいいものです。

3月のライオン アニメ 感想などまとめ~

 

3月のライオン9巻のあらすじ感想まとめ

今回は3月のライオン9巻のあらすじと感想をまとめました。桐山零と宗谷冬司名人との戦い、島田開八段と柳原朔太郎棋匠とのタイトル戦は見事でしたね。今後、桐山零がどんどん強くなっていきそうで楽しみです。

(他の巻の感想はこちら→3月のライオン単行本(1~12巻)あらすじ感想まとめ

次回は3月のライオン10巻の感想も書くのでまた宜しくお願いします。

 

(合わせてお読みください)
3月のライオンまとめ

3月のライオン、アニメの放送日はいつ?放送局、声優、あらすじ見所など


スポンサーリンク